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「民主70・自民31 民主党完全政権」―。朝日新聞の「アエラ」最新号が、来年夏の参院選を大胆予測している。
自民党の「31」は、2年前の安倍政権の大敗北「37」以下ということになるが、それもうなずける。
もはや自民党は組織の体をなさなくなっている。すでに田村耕太郎、長谷川大紋と参院議員2人が離党。
参院選前の「集団離党」まで囁かれる始末だ。とても参院選を戦える状況じゃない。
「候補者が集まらないから、情けないことに、山崎拓や片山虎之助といった落選議員を比例名簿に並べざるを得ない状況です。
しかし、彼らを出馬させたら、さらに票が逃げていくのは目に見えている。深刻なのは、支持団体がどんどん離れていること。
予算編成で自民党の支持団体である『全国土地改良事業団体連合会』の予算が半減されたことが決定的だった。
あれで支持団体が震え上がった。参院選で自民党のために動く業界団体は数えるほどしかないでしょう」(政界事情通)
民主党政権に失望した有権者も、自民党ではなく、棄権に回るか、「みんなの党」に流れるとみられている。
自民党が勝利する要素は見当たらない。体力も人気も2年前以下なのだ。
自民党は、参院選で与党を過半数割れさせ、衆参の「ねじれ」を生じさせることで、
反転攻勢しようと最後の望みをつないでいる。それだけに、参院選で敗北したら、消滅に向かうしかない。
「2010年は自民党が解体・消滅する一年になると思う。恐らく、参院選敗北後の総裁選をきっかけに分裂するのではないか。
新党を結党する集団、みんなの党と合流するグループ、自民党に残る議員と3分割するかもしれません。
だいたい、自民党は党再生のためには『真正保守』を掲げることが必要だなどと主張しているが、方向違いもいいところです。
イデオロギー政党になったら、支持が広がらず、せいぜい数人の少数政党になるだけです」(政治評論家・有馬晴海氏)
馬糞の川流れの運命だ。
(日刊ゲンダイ2009年12月28日掲載)2009年12月31日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
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