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★「年明けうどん」続々発売 年越しそばに対抗、太く長くの願い込め
スーパーやコンビニ、外食チェーンなどが、大晦日に食べる「年越しそば」に対抗し、
「年明けうどん」なる商品を相次いで発売している。うどんは太くて長い形状から古くから
縁起物とされており、長寿や1年の幸福の願掛けとして新年に食べる新しい習慣を定着させ、
うどん需要を喚起したい考えだ。
年明けうどんは、もともと香川県の「さぬきうどん振興協議会」が、平成20年にうどん文化の
普及を狙い提唱を始めた。
元旦から15日までに食べ、明太子や梅干し、かにかまぼこ、キムチなどの「紅」の食材を
トッピングし、うどんの「白」とで、おめでたい「紅白」を演出する趣向だ。
協議会の提唱に乗っかる形で、大手企業が相次いで商品化に動き出した。
コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンは、来年1月1日から7日まで販売する。
国産小麦粉を使いコシを強めた生めんタイプで、価格は360~590円。
スーパーのダイエーは、1日~15日まで取り扱う。つゆをかけるだけで簡単に調理でき、
228~358円と値段も手ごろ。トッピング用食材も40品目を取りそろえた。
同社では「期間中にうどん関連の売り上げを前年の1・5倍に増やしたい」と鼻息も荒い。
外食チェーン「讃岐うどん はなまる」(本社・東京都中央区)は、前年に続き、エビの天ぷら
2個入りの「年明けうどん」を1日からメニューに加える。
日清食品は12月21日にカップめん「どん兵衛」シリーズから、ふたの裏側におみくじががついた
「年明けうどん」(178円)を発売した。
不況で暗いご時世だけに、「細く長く」という謙虚な年越しそばよりも、「太く長く」の欲張りな
願いを込めた年明けうどんに人気が集まりそうだ。
2009.12.29 17:49 産経新聞
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