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南欧系とみられる女性が母親だったかなど、犯人との続柄はDNA型からは判別できないが、日本や韓国、
中国では明治時代以前には欧州との婚姻はほとんどなかったことから、犯人の母親か祖母が南欧出身だった可能性がある。
これまでの捜査で、遺留品のヒップバッグから日本に存在しない1億4千万年前の放射性物質「モナザイト」や、
日本で流通していない外国製洗剤が検出された。履いていた靴は日本で販売されていない28センチのサイズの
韓国製「スラセンジャー」とみられ、海外とかかわりがある犯人像が浮かび上がっている。
DNA型の鑑定結果はこうした犯人像とも矛盾していない。捜査本部は鑑定結果を念頭に捜査を進め、
かつて現場周辺に土地勘があるフランス系のハーフの男性ら複数の人間のDNA型鑑定を行ったが、
犯人のものとは一致しなかった。
犯行が日本国内であることから父親が日本人である可能性が高いが、中央アジアの民族は歴史的に
欧州系との婚姻があることなどから、かなりさかのぼった祖先が混血だった可能性も排除できない。
そのため、ある捜査幹部は「混血があったとする鑑定結果に固執してはいけない。
基本的な捜査をして、結果として型が合えばいい」としている。(おわり)