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世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は29日の記者会見で、
新型インフルエンザについて、北半球の多くの国で感染のピークを越えつつ
あるものの、発展途上国では感染が拡大しているため終息には程遠く、
半年から1年は経過を注意してみていく必要があると述べた。
事務局長は、米国や欧州主要国などで感染者増加の勢いが落ちているものの、
エジプトやインドなどではなお感染者が増え続けていると指摘、警戒を緩めるべき
ではないと強調した。
WHOによると、世界全体の確認死者数は少なくとも1万1500人以上に達して
いる。
産経msnニュース 2009.12.29 23:44
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