09/12/30 01:56:10 73nfJyHC0
あまりにも自助努力や自己責任論を強調しすぎたため、地域や社会、共同体さえも壊れちゃってるよね。
こんな日本にもかつては互助が存在した。
もう昔はうまいことやってたじゃんと言う理屈が通用しなくなっている。
社会類型が変化したのだ。 互助、地縁血縁のゲマインシャフトから自助努力、自己責任、利己的個人主義のゲゼルシャフトに。
そのような社会にはもはや互助は存在しにくくなっている。
助けあいのない社会なのに、19世紀の経済を志向しているのだから悲惨さの度合いが19世紀とまったく違う。
19世紀には少なくとも今より地域や共同体が機能していたはず。
自助努力、自己責任が極端に重んじられる世界では社会などまともに機能しない。
サッチャーも言っていたではないか。 社会など存在しない。 あるのは個人と家庭だけだと。
これがここ数年国を挙げて志向してきたアメリカ型社会なのさ。
地域の破壊はどうしようもないところまで進んでしまっている。
昔の社会とは異質なものになっていることを忘れてはならない。
こんな社会になっているのに転落してしまうとどうなるか。 容易に想像がつくではないか。
日本で雇用の流動化はあと100年はムリだろう。 その時が来るまでこの国、社会や企業は殺し続けるだろうさ。