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定暴力団・6代目山口組が28日に神戸市灘区の総本部で開いた恒例のもちつき行事で、
訪れた一般の子どもたちに「お年玉」として現金を配っていたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。
兵庫県警は6代目体制の周知や、銃刀法違反罪で服役中の篠田建市(通称・司忍)組長の出所に向けて
近隣住民への懐柔策とみて、警戒を強めている。
捜査関係者らによると、現金はぽち袋に入っており、最高で3万円入っていたという。
袋は2種類で「つかさ」または「たかやま」と書かれており、篠田組長と高山清司・同組若頭の名義とみられる。
お菓子やおもちゃとともに配られたが、何人に渡したかは不明。
総本部のもちつきは毎年、年末に開かれ、今年は例年の2倍にあたる約1200人が訪れたという。
たこ焼きや金魚すくいなどの露店が出るほか、もちが無料で振る舞われる。お年玉は以前から配られていたという。
2009年12月29日 19時49分 更新:12月29日 21時44分
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画像:山口組総本部=神戸市灘区で2009年11月撮影
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★1の時刻 2009/12/29(火) 10:57:33
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山口組、餅つき大会の子に「お年玉」 警察「懐柔策だ」2009年12月29日21時32分
指定暴力団山口組が、神戸市灘区の総本部で28日に開いた餅つき大会を訪れた子供たちに、
「お年玉」として現金1万~3万円を配っていたことが兵庫県警への取材で分かった。
篠田建市(通称・司忍)6代目組長(67)=銃刀法違反罪で服役中=とナンバー2の
高山清司若頭(62)の名前がひらがなで書かれた2種類の袋に入れられていたという。
捜査関係者は「不況の中で子供に現金を配布することで、
山口組の存在を住民に認知させようと狙う懐柔策だ」と話している。
県警によると、餅つきを見物に来た約千人の来訪者のうち、数百人いた子供の一部に菓子と一緒に配られた。
餅つきは05年に6代目組長が就任して以降の恒例行事という。
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