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全国の地・高裁と最高裁で今年言い渡された死刑判決(いずれも裁判官だけの
裁判)は、昨年より7件多い34件(被告32人)に上ったものの、地・高裁は10年ぶりに
そろって1けたにとどまったことが29日、共同通信の集計で分かった。また検察側の
死刑求刑を退け、無期懲役としたケースが19件(被告17人)あり、死刑選択に慎重な
姿勢もうかがえる。
今年死刑が確定したのは17人。確定者は106人となり、うち61人が再審を請求して
いる。死刑執行は前政権の森英介法相時代に2回あり、計7人が処刑された。
集計によると、今年の死刑判決のうち、地裁は9人殺傷事件の無職金川真大(かながわ・
まさひろ)被告(26)や16人が死亡した個室ビデオ店放火事件の無職小川和弘(おがわ・
かずひろ)被告(48)ら9件。高裁判決も9件で、スナック乱射事件の暴力団幹部矢野治
(やの・おさむ)被告(61)ら。地裁と高裁双方で死刑判決を受けた被告が2人いる。
最高裁判決は、オウム真理教元幹部の井上嘉浩死刑囚(40)や毒物カレー事件の
林真須美死刑囚(48)ら16件。昨年は地・高裁含め1件のオウム事件が4件もあった。
共同通信 2009/12/29 19:09
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