09/12/29 18:08:40 i
(>>1のつづき)
鳩山資金は政治浄化と政党育成のために使われたといってもいい。
ところが、有権者の心をつかんで悲願の政権交代を果たすと、大きな障害が立ちはだかった。
「脱官僚」「政治主導」を掲げる鳩山政権に対し、既得権益や組織防衛に危機感を抱いた大マスコミと
検察が牙をむき始めたのだ。鳩山と幹事長の小沢をターゲットに「政治資金規正法」「脱税」で
揺さぶりをかけ、旧権力の復活に動き始めたのである。
24日の会見で鳩山が謝罪をしながらも「辞めない」と言うと、岡っ引き根性で「おかしい」の
大合唱である。しかし、マスコミ各社の世論調査では「献金問題で辞める必要はない」が半数以上で、
「辞めるべき」を大きく上回っていた。
「有権者からすれば、鳩山首相は井戸塀政治家として映っているのです。ところが、大マスコミは
そんな民意はお構いなし。55年体制のもとで政官と癒着してきた大マスコミは、政権交代が
受け入れられないのではないか。情報開示が進めば既得権益が奪われ、横並び体質も維持
できなくなる。そんな思惑もあって、新政権を執拗に攻撃しているとしか思えません。政治と
カネの問題を追及するのであれば、同じような環境にある政治家のケースをすべて独自に調査
取材すればいい。それさえせずに、検察情報に乗って鳩山や小沢だけを叩く今の姿勢は、とても
じゃないが社会の木鐸とは言えませんよ」(政治評論家・本澤二郎氏)
自分たちの思惑のために鳩山政権への執拗な攻撃を続ける大マスコミに「社会の木鐸」の
資格はない。(以上、一部略)