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★損賠提訴:「体育で手足まひ」 元県立高生、県に3億円余 /茨城
・取手市の県立藤代紫水高校で06年、体育の授業でバスケットボールをした際、壁に
衝突し重い障害を負ったのは、学校の管理が不十分だったためとして、つくばみらい市の
男性が、県に3億6704万円の損害賠償を求めて提訴した。
提訴は10月26日付。訴状によると、男性は同校在学中の06年10月25日昼、
バスケットボールでドリブル中に体育館の壁に激突。頸椎(けいつい)を骨折し手足が
まひする後遺障害を負った。
男性側は「激突は、他の生徒に体当たりされるように押されたのが原因」と指摘。
この生徒が事故前にも男性を押すルール違反をしていたのに「体育教諭は目を離し
違反を見ていなかった。審判も置かず監視体制をとる義務を怠った」と主張している。
県高校教育課は「弁護士と協議をして対応を決めたい」と話している。
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