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エイズウイルスに感染してから発症直前の状態に悪化するまでの期間が、これまで考えられていた
10年より大幅に短い3年ほどの患者が増えていることが、国立国際医療センターの調査でわかり、
専門家は感染に早く気づかないと発症を抑える治療ができなくなると指摘しています。
東京・新宿区の国立国際医療センターの研究グループは、エイズウイルスに感染したおよそ1500人
のうち、感染時期が特定できた82人を対象にエイズを発症する直前まで免疫が低下するのにかかった
期間を調べました。その結果、80%にあたる66人が、感染から3年以内に通常の3分の1程度に
まで免疫が低下していたことがわかったということです。発症直前までに免疫が低下する期間はこれまで
10年程度と考えられていて、今回の調査結果はこれよりも大幅に短くなっている患者が増えていること
を示しているということです。研究グループでは、ウイルスの遺伝子の一部が患者の免疫から逃れる
ように変化したため、ウイルスの増殖を抑えにくくなり、発症までの期間が短くなったとみています。
国立国際医療センターの岡慎一エイズ治療・研究開発センター長は「エイズは発症前の早い時期に治療を
始めれば、40年程度は生きられるようになってきている。これまで以上に早く感染に気づかないと
治療の機会を失うことになるので、注意が必要だ」と話しています。
▽NHKニュース
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