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★曹操の陵墓発見 中国河南省、遺骨も出土
・中国国営新華社通信によると、河南省文物局は27日、同省安陽市安陽県で、三国時代の
英雄で魏の国の基礎をつくった曹操(155~220年)の墓を発見したと発表した。
墓から60歳前後とみられる男性の遺骨が見つかり、中国の考古学者や歴史学者らが
鑑定した結果、曹操本人のものと断定した。
墓の総面積は740平方メートル。前後に2つの大きな墓室と4つの副室があり、最も深い
ところは地表から15メートル。金や銀の器や、鉄剣、水晶珠など約250点の副葬品があり、
曹操の遺骨のほか、2人の女性の遺骨も見つかった。
文物局は、墓を曹操のものと断定した理由として
(1)墓の規模が巨大で魏王となった曹操の身分にふさわしい
(2)墓から出土した文物はいずれも後漢と魏の特徴があり、曹操の時代と一致する
(3)墓が見つかった場所は「三国志」などの歴史文献とほぼ一致する
(4)副葬品の特徴は曹操の「遺令」(遺言)とほぼ一致する
(5)墓に曹操を示す「魏武王」と刻まれた銘文が複数見つかった
(6)男性の遺骨は60代で、曹操の死亡時の年齢と一致する
-の6つを挙げている。
地元の考古学者らは1998年に曹操の墓の位置を示す墓誌を見つけて以降、周辺で
調査を続け、昨年12月から本格調査を開始した。墓には何度も盗掘された跡があり、
一部の副葬品が盗まれた可能性もある。
曹操は後漢末の混乱期に中原を統一した武将で、蜀の劉備と呉の孫権と天下を
争ったことで知られる。
墓の正確な場所は「千古の謎」の一つとされてきた。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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