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□国会議員の特権天国 仕分け必要の声 膨らむ予算 来年度1490億円[09/12/27]
年の流行語大賞に選ばれた「事業仕分け」。国の事業が必要かどうかを
民主党議員らが厳しく追及し、国民の支持を得たが、国会関連予算は
対象外だった。国会議員には年収約2200万円のほかに数々の公費手当が
あり、JR無料パスなどの優遇措置も手厚い。「議員特権こそ仕分けを」の声が
高まりつつある。
「国会議員が先に実行すればすべての政府関係者もそうなっていくはずだ」。
7日、民主党の山岡賢次国対委員長は記者団に胸を張った。
国会議員が委員会調査などで海外出張する際、従来の航空機ファーストクラス
利用を改め、ビジネスクラス以下を使うことで与党3党が原則合意。渡航先の
在外公館から車の提供など便宜供与を受けないことも確認した。
政府が掲げる「無駄遣い排除」を党が先取りした格好だが、こうした取り組みが
「焼け石に水」と思えるほど国会議員の“特権”は盛りだくさんだ。
給与に当たる歳費が月額約130万円。期末手当と呼ばれるボーナスが
平均約630万円。これだけで年収約2200万円に上る。加えて非課税で領収書が
不要な「文書通信交通滞在費」が月額100万円支給される。これらは日割りで
なく月割り計算。8月30日の衆院選で当選した議員は在任期間わずか2日で
8月分が満額支給された。
さらに、衆参両院の委員長になれば国会会期中に日額6千円が加算され、
運転手付きの乗用車まで用意される>>2以降へ続く
URLリンク(www.nishinippon.co.jp) (引用元配信記事)
URLリンク(www.nishinippon.co.jp) 西日本新聞 [09/12/27] 配信
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