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★怯える失業者 担当者は暴言「100回面接断られたら…」
・年の瀬が迫り、職を失った人たちに冬の寒さと、雇用情勢の厳しさが一層こたえる。
25日発表の11月の完全失業率。「公設派遣村に世話になるのでは」。派遣切りなどで職と
住まいを失った失業者計92人を1年前に受け入れた横浜市泉区の県営団地にはなお
15人がとどまり、路上生活に転落する恐怖におびえながら職探しを続けている。
16年間、派遣労働者として自動車部品工場などで働き、昨年末に契約を中途解除された
男性(55)は1月に入居。簡易ベッド一つだけが置かれ、家具もない部屋で毎晩ラーメンを
すする。ハローワークに通い続けるが、「年齢を伝えた途端、断られる」。
生活保護を申請しようとして、市の担当者から「100回面接を受けて断られたら認めてやる」と
暴言を吐かれたこともある。失業保険は11月に給付切れになった。神奈川県は「追い出すことは
しない」としつつ、年末が期限というのが基本姿勢だ。「いつホームレスになるか」。男性は防寒用の
擦り切れた帽子に手をやりながら話した。
神奈川県が派遣切りや雇い止めの救済策として失業者を受け入れ、約1年がたった。生活保護を
受けるなどして77人が退去したが、15人は見通しが立たず、「自立するよう尻をたたいている」
(県の担当者)という。
一方、退去しても就職できたのは18人。多くは就職のめどが立っていない。6月に退去した男性
(29)は生活保護を受けながら団地近くでアパート暮らし。ハローワークの紹介で介護の現場を
見学し、厳しい仕事内容に立ち尽くした。「政府は雇用対策で介護、介護というが、誰にでもできる
仕事ではないと思った」
福祉事務所の担当者から早く仕事に就くようせっつかれ、アルバイトで引っ越しの仕事を始めたが、
腰を痛めて通院中。「早くこの状態から抜け出したい」と漏らした。
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