09/12/27 04:26:44 0 BE:1371684285-PLT(12556)
高校の新しい学習指導要領の解説書で領土問題について竹島(島根県)が明記されなかった。
昨年改定した中学用では「我が国と韓国の間に主張に相違があることなどにも触れ」と
初めて竹島について記述した。
ところが今回の高校用では、竹島の言葉を入れず、「中学校における学習を踏まえ」と
あいまいな表現になった。何を遠慮したのか、これではどの国の領土なのか分からない。
北方領土とともに竹島が日本固有の領土であることを明確に教えるべきである。
解説書は指導要領の内容を具体的に説明したもので、教科書編集や授業に反映される。
鳩山政権では初の解説書改定だが、学校で教えるべきことをきちんと教えない事態は国益にも反する。
中学解説書の改定時には、韓国の李明博新政権への配慮もあって、竹島が「日本固有の領土」と
明記されなかった。高校でさらに記述が後退したのは残念だ。
政府は「韓国への配慮」を否定したが、韓国メディアは「苦心した跡がみえる」などと日韓関係に
配慮したとの見方を一斉に伝えた。日本政府は足元を見られていることに気づくべきだ。
逆に韓国の教科書では、竹島(韓国名・独島)が韓国領土であると詳しく記述している。
解説書の記述見送りは、領土問題での後退と受けとられかねない。
北方領土についても高校解説書では、中学解説書にあったロシアに不法に占拠されている
事実の記述が省かれた。
(中略)
新指導要領では国や郷土についての教育が重視された。民主党政権で、おろそかに
なることがあってはならない。
*+*+ 産経ニュース 2009/12/27[04:26:44] +*+*
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