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【モスクワ=副島英樹】ロシアのメドベージェフ大統領は24日、2012年1月1日までに国内の
警察官の数を2割減らす大統領令に署名した。わいろの強要などで市民からの不平が絶えない
警察の規律を取り戻すため、内務省のスリム化に乗り出す。ただ、多数の失業者を生む懸念と
背中合わせだ。
同大統領は24日に生放送されたテレビ局3社の社長との懇談で、「不満はもっともだ。根本的な
変化が必要だ」と発言。その数時間後にクレムリンが署名を発表した。
ロシア国営テレビ「ベスチ」によると、国内の警察官約92万人のうち約18万4千人がリストラの
対象になる。「不良警官」など解雇相当とみなされた人員を減らす一方、それを財源に警察官の
待遇改善を図るという。
ロシアでは11月、「警察内部の真相をばらす」と地方の警察官がプーチン首相あてのビデオ
メッセージをネット上で公開し、大騒ぎになった。これが今回の大統領令につながったとの指摘もある。
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