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帆を広げ、太陽光を受けて進む宇宙船の実証機を宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発し、帆の
素材のポリイミド樹脂フィルムに、臭素化合物製造のマナック(福山市)が開発した原料が採用された。
宇宙船は来年5月に打ち上げられる。
宇宙船は小型ソーラー電力セイルと呼ばれ、太陽光を利用して進むため燃料が不要で、将来の
惑星間航行に有力な方法とされる。実証機「IKAROS(イカロス)」の帆は約14メートル四方の
正方形で、薄さ7・5ミクロン、重さ約15キロ。薄膜の太陽電池を張り付けて発電し、制御用の素子や
センサーも搭載する。
実証機は鹿児島県の種子島宇宙センターから、金星探査機「あかつき」と相乗りで打ち上げる。
帆は畳んで巻き付けた状態で出発し、数週間かけて開く。太陽光発電や帆の操作で軌道を制御する
試験を半年間実施する。
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)
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URLリンク(www.jspec.jaxa.jp)