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★「鳩山首相、ほんとうにヤワ」 おぼっちゃま度満点の会見
・<テレビウォッチ>番組が「所得制限なしの子ども手当」「暫定税率実質維持」について意見を
募集したところ、300通近いファックス、メールが寄せられたという。きのう(12月24日)行われた
鳩山首相の「偽装献金釈明会見」の模様をマクラにふって、意見のいくつかを紹介した。
「4人の子どもがいて希望が持てる」とか、「自民党が残した負の遺産を引き継いだ民主党政治を
長い目で見守りたい」とかの友愛的なものは少なく、「財源がないのにバラマキはやめろ」や
「自民党と一緒ではないか」という厳しい声が多そうだ。
海附雅美リポーターがフリップで見せた代表的な意見は、「子ども手当」=「1番お金がかかるのは
高校、大学。15才までとは、あまりにも不公平」「放課後の児童預かり、給食費無料、保育園充実などに
回して」。「暫定税率」=「財源がないから、ごめんなさいでは納得いかない」「自分たちの主張が
間違っていたと、なぜ言わないのか」。
八代英輝(弁護士)が「カタを持つわけではないが」と前置きして、「税収の落ち込みは麻生政権時代の
政策にもとづいている。そこを予想できなかったことには一定の理解が要る」と優しかったのに対して、
テリー伊藤は首相の煮え切らなさを鋭く突く。
「きのうの会見で『国民の話を聞いてから進退を決める』とか言っていたが、政治家の進退は自分で
決めるべきだ。あの言葉は、ほんとうにヤワだ……普天間でも、総理大臣ならこの時点で、どうなるのか
言えと思う」
八代も「普天間移設に関して、いまさら第3者委員会とか有識者会議の意見を聞きました、という形に
するのはずるい」と指摘した。
『おぼっちゃま』育ちの頼りなさが、ここにきて露わになっているように思われる。
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