09/12/25 11:13:09 0
・平成22年度予算案をめぐり、政府は与党の政策責任者らによる基本政策閣僚委員会の
小委員会を24日開き、10兆円超の税外収入を捻出することを確認した。特別会計の
剰余金などの「埋蔵金」を活用する。25日の与党党首らによる閣僚委で予算案について
最終判断し、同日の臨時閣議で正式決定する。
与党関係者によると、歳入となる税外収入で財政投融資特別会計から4兆円超、外国為替
資金特別会計で2兆9千億円規模を捻出し10兆円超の税外収入を確保した。国債費などを
含めた一般会計総額は92兆円超になる。政策実行に充てる一般歳出は53兆円台で
調整しており、一般会計総額とともに過去最大となる。
概算要求で95兆円超となった一般会計総額だが、行政刷新会議の事業仕分けの結果を
受けて約6800億円を削減。さらに、マニフェスト(政権公約)の主要政策の予算では
高速道路無料化の大幅圧縮などで1兆7千億円程度を削減した。
一方で、概算要求にはない地方活性化や雇用対策などに充てる1兆円規模の対策を新たに
積み増したことなどから、一般歳出は53兆円台となる見通し。
ただ、連立政権を組む国民新党と社民党は、藤井裕久財務相が23日に行った閣僚折衝で
決着した子ども手当の地方負担の支援と、診療報酬のさらなる引き上げを求めていて、
25日に開く基本政策閣僚委員会での最終合意を目指す。
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