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★シートベルト着用率東北で最低
高速の助手席全国ワースト
本県のドライバーのシートベルト着用率が、全国平均を下回り、東北6県の中でも最下位となった
ことが警察庁と日本自動車連盟(JAF)のまとめで分かった。県警は、「数字は交通安全意識の
低さの表れ。着用率向上に全力を尽くす」とし、取り締まり強化に乗り出している。
調査は10月1日から2週間、全国の一般道と高速道路で実施された。県内では、一般道13か所の
5003台、高速道3か所の1000台を対象に、目視と聴き取りの形式で行われた。
まとめによると、本県の着用率は、一般道で運転手席95・4%、助手席81・3%、
後部座席21・3%で、いずれも全国平均を下回り、東北6県で最下位だった。
特に助手席は全国で45位と低かった。
一方、高速道でも着用率は運転席98・8%、助手席86・3%、後部座席44・8%で、
こちらも全国平均をすべて下回り、東北6県でも最下位だった。
特に高速道では、助手席の着用率が全国で唯一、80%台と低く、全国で最下位となった。
また昨年からシートベルト着用を義務づけられた後部座席についても、着用率は全国44位と低く、
トップの宮城県(86・6%)の約半分にとどまった。
県警は、この結果に危機感を募らせ、今月11日から20日までの10日間に行った「年末交通安全運動」で、
取り締まりを強化。今年は前年比51・6%増となる329件を摘発した。県警によると、今年発生した
交通死亡事故61件(21日現在)のうち、乗車中に死亡したシートベルト非着用者は8人いた。
このうち6人はシートベルトをしていれば助かる見込みがあったという。
県警は、「『命を守るために絶対着用せねばならない』との意識を浸透させ、違反者は今後も厳しく
取り締まりたい」としている。
(2009年12月23日 読売新聞)
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