09/12/23 18:19:45 vdToNrYn0
日本における天皇制とは、多くの人間集団の中から一つの家系が選ばれ、その時々の家長がその任を担っていますが、
憲法に規定されて法制度化され、多額の国民の税金が拠出されている天皇制という制度について次の点を考えて下さい。
それは、成立の根拠と今日迄のその制度が招いた結果についてです。
現在でもほとんど神格的対象となっている天皇制の成立の根拠については、その起源が日本神話を持ち出さなければ
ならない程の曖昧さが有り、これは天皇を神格的対象としなければその権威を維持できないための詐欺的制度です。
日本国民が何故このような曖昧な制度を許容しているのかと言えば、それは長く続いた戦乱の時代を収束させるべく
士農工商のような絶対階級性である武士独裁社会に委託したのであり、日本の社会はヨーロッパの社会と違って、
個人主権による民意の反映を選択せずに、” 意志虚弱な小児のような他者依存 “ によって戦乱の世の終息を望んだのです。
これは歴史に残る士農工商のような絶対階級性によって、日本人の心理構造が ” 意志虚弱な小児のような他者依存 “ に
なったのではありません。 日本人は、島国閉鎖環境での農耕文化のために ” 他者依存傾向 “ が出来ていたのでしょう。
このため太平洋戦争では、” 天皇崇拝による滅私忠誠という虚妄扇動 “ によって多くの国民が犠牲になりました。