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東京都内に残る数少ないヘラブナ釣り堀「町田へら鮒センター」(町田市南大谷)が来年1月17日、50年の歴史に幕を下ろす。
同釣り堀は1959(昭和34)年開業。開業当時、周囲は畑だったという釣り堀。
現在は住宅に囲まれながらも、広々とした敷地に大小2面のヘラブナ池と金魚池を設ける。
池の水は地下140メートルからくみ上げた井戸水を使う。
社長の足立一平さん(85)は「昭和40年代くらいまでは釣り堀に入りきれない人が行列した。
良い釣り場を確保するために早朝3時に来る人もいたほど」と振り返り、廃業の理由について
「現在の客数は、だいぶ減って1日40人くらい。後継者がいないうえ、施設の維持費用も負担になっている」と説明する。
35年以上にわたって同釣り堀に来ているという相模原市在住の50代の男性は
「なくなってしまうのはとても残念。ここは、わたしのような古くからの常連が多い。
みんなそれぞれ思い出がある」と話す。
さお、いやソース
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