09/12/20 17:39:50 0
・元F1レーサーの片山右京さん(46)らが富士山登山中に遭難した事故で、安否の分からなかった2人は
遺体で見つかった。「助けられなかった。全部自分の責任です」。片山さんはうつむき、泣き声を上げた。
収容された男性2人の遺体は、東京都八王子市、宇佐美栄一さん(43)、横浜市港北区、堀川俊男さん(34)。
山岳遭難救助隊は午前6時ごろ、12人体制で入山。寒さや強風によって、捜索は難航が予想されたが、
午後0時40分ごろ、標高約2800メートルの御殿場口登山道と下山道大砂走りの間で、2遺体を発見。
片山さんは同日午前9時から同署で待機し、2人の発見を待った。同署によると、片山さんは遺体と対面した際、
しばらくは気丈にふるまっていたが、2人の顔をなでていると急に泣き崩れたという。対面後、片山さんは
事務所のスタッフに両脇を抱えられ、会見場所に現れた。強風の中、寝ていたテントとともに吹き飛ばされた
仲間のことを振り返ると、しばらくうつむいていた。
会見で事務所のスタッフが遺族のコメントを読み上げた。堀川さんの父親の和男さん(68)は「若くして
亡くなったのは親として残念なことですが、喜んで出掛けた美しい富士山で仲の良い先輩と最後を一緒に
できたことは幸せだと思う」とコメント。宇佐美さんの妻の直子さん(45)は「思い残すことはたくさんあるが、
好きな山で逝くことができてよかったと思います」との文面を寄せた。それを聞いた片山さんは嗚咽をもらした。
片山さんの事務所は、片山さんが予定していた来月の南極大陸への挑戦や、2月のスノートレッキングの
活動は中止とすると発表した。
―遺体と対面した今の思いは。
……(長い沈黙)。くやしい。申し訳ない気持ちです。全部自分の責任です。助けられなかったぁ。
―亡くなった2人に声をかけたいことは。
夜が明けてから、呼びかけたり、抱き合ったりしていたんですけど、反応しなくなって……。何とか(2人を)
担いで下りたかったけど、力不足でした。すみません。本当に申し訳ありませんでした(抜粋)
URLリンク(www.asahi.com)
※前:スレリンク(newsplus板)