09/12/20 00:56:53 0
・予算編成で四苦八苦する鳩山内閣を見るに見かねたのだろうか、民主党の小沢幹事長が16日に首相官邸を
訪ね、予算に関する民主党の重点要望を提示した。その内容は、子ども手当の支給にあたって所得制限を導入
することやガソリン税暫定税率の「租税水準」維持など。これは民主党の衆院選マニフェストに反する内容。
要望提示にあたって、小沢氏はこう言った。
「これは党というよりも全国民からの要望でございます」
これを受けて、鳩山首相は、「幹事長からお話がありましたように、党の要望、意見というよりも国民の思いだ、
その通りだと思っております」と追認。さらに、部屋から出てきたところで、平野博文官房長官は、こう言った。
「これは党の要望というより、国民の要望だというご要請でもあります」
まるで伝言ゲームのように、似た言葉が繰り返された。
衆院選マニフェストも全国民が投票する際の判断基準となったものである。鳩山首相自身が衆院本会議で
こう言っている。「マニフェストはまさに国民との契約でございます」
小沢氏の言う「全国民からの要望」と鳩山首相の言う「国民との契約」とどっちが大事なのか。そんないじわるな
ことを聞かれても、鳩山首相は困るだろう。
ただ、「全国民の要望」とは言っても、陳情は2800件である。日本国民の中で、民主党に陳情などした
覚えはないという人の方が多いはずだ。
とはいえ、全国民の要望の中から、「最大公約数」的なものを抽出したという理屈があるのかもしれない。
それにしても、なにしろ「全国民」である。要望を正当化したかったのか、箔を付けたかったのか、それとも
マニフェスト破りの口実としたかったのか。いずれにしても「全国民」とは言いも言ったり。
「俺はガソリン税の暫定税率をそのまま残せと言ったつもりはない」という人も多いだろう。そういう人たちは、
民主党から見れば国民の中の一人に数えられていないようだ。(抜粋)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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