09/12/18 12:33:36 0
.●小沢幹事長の激怒はもっともだ
「天皇の政治利用だ」と、自民党や一部マスコミが騒いでいる問題で、民主党の小沢幹事長が怒った。
相手は羽毛田信吾宮内庁長官である。
「何とかという宮内庁の役人がああだこうだと言ったそうだが、政府の一部局の一役人が内閣の方針についてどうしても反対なら、
辞表を出した後に言うべきだ」
まったく、その通りだ。羽毛田長官は「私は辞めない」とポストにしがみつくらしいが、それでは筋が通らない。
「“天皇の政治利用”問題が騒がれていますが、一番いけないのは宮内庁長官ですよ」と語るのは国際問題評論家の山岡清二氏だ。
「天皇はもともと政治的な存在であり、何をしようとも、政治的な意味をもっているのです。
変に神聖化したり、隠してしまうよりは、日本の政府のために働いてもらうことは正しい。
それなのに、一公務員の宮内庁長官が自分の判断で潰そうとする。意図的に問題をズラして、
次元の違う議論に持っていこうとする。これはやってはいけないことです。
時の総理の判断に反対ならば、辞職して言うしかない。辞める気がないなら、内閣に従い、
引退した後で回顧録にでも書けばいいのです。宮内庁長官がことさら天皇の政治利用を
アピールして内閣に対抗するのは憲法違反であり、国益を台無しにすることです。
中国が天皇と会うことをありがたがっているのなら、ありがたがらせればいいのです。
時の情勢の中で何をするのが賢明なのか、それが外交というもの。日本の台所のゴタゴタをさらして、
世界の笑いを誘う。最もつまらないことをしてしまったのです」
(日刊ゲンダイ2009年12月15日掲載)騒ぎを大きくして「天皇を逆政治利用」.2009年12月18日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
URLリンク(news.livedoor.com)
>>2以降に続く