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・鳩山マニフェストに掲げられた目玉政策をめぐるブレに対して、野党からも激しい批判の声が
上がっている。こうした中、民主・小沢幹事長と大阪府の橋下知事との会談が行われた。
小沢幹事長は16日、2010年度予算について、鳩山首相に18項目の重点要望を突きつけた。
小沢幹事長は「これは、党というよりも、全国民からの要望でございますので」と述べた。
子ども手当への「所得制限」に加え、マニフェストで廃止を掲げたガソリンの暫定税率を維持するよう
求めたことに波紋が広がっている。
自民党の伊吹元幹事長は「小沢一郎さんが胡錦涛(国家主席)であり、鳩山さんは、党内序列第4位の
温家宝(首相)であるということが明らかになった」と述べた。
また、自民党の小池 百合子元防衛相は「小さい政党を引き連れていて、『この人たちにわれわれは
振り回されているから、次の参院選に民主党を勝たせてください』というのが、これが手口なんですよ」と
述べた。
自民党の石破政調会長は「(民主党の)ガソリン値下げ隊が全国で大騒ぎしているときも、そう言うべき
だったのではないか。まさしく、首尾一貫しない見本のようなものだと思います」と述べた。
自民党は、野党時代の行いを理由に、「首尾一貫しない」と批判した。
これに対し、亀井郵政・金融担当相は17日、「それは、民主党に行って聞いてください。連立を組んでいる
相手だけど、他党のことには干渉いたしません」と述べた。
また、菅副総理は「今から、マニフェスト違反と言われるのは、ちょっとまだ早いのではないでしょうか」
と述べた。
当の鳩山首相は17日午後、「基本は基本でね、応用も応用。それに応じた柔軟性というのも重要。
まさにそれが求められているのが政治じゃないでしょうか」と述べた。
そして鳩山首相は、地球温暖化対策を話し合うCOP15(気候変動枠組み条約第15回締約国会議)
出席のため、デンマークに向かった。（>>2-10につづく）
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