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★【反「婚活」時代】(上)「踊らされている…」/ゴール見えぬ不安
・結婚活動、略して「婚活」。昨年出版された「『婚活』時代」をきっかけに一気に広がったこの言葉は
流行語大賞にノミネートされるなど、今年も多くの話題を振りまいた。「女性たちよ、狩りに出でよ。
男性たちよ、自分を磨け」と結婚に向けた活動の必要性を訴えた同書の影響を受け、“狩り”に出た
女性は多い。しかし、拡大を続ける「婚活ブーム」に違和感を覚える人たちも。ブームが続く
今だからこそ、原点に戻って考えてみたい。「婚活」は必要ですか?
「このまま婚活パーティーに出続けていて意味があるのか、すごく疑問に思ってきたんです」
都内の会社員、安藤ゆかりさん(30)=仮名。就職氷河期に内定した会社に勤めて8年になる。
採用人数の削減で、同じ部署に後輩が来ない生活が5年間続いた。仕事に忙殺される中、
「結婚」という二文字は頭から抜け落ちていた。
しかし、30代を前に、急に焦り始めた。友人が次々と結婚していく。両親からも心配の電話が
入る。周りは既婚者ばかりで出会いがない。
「半年ほど前、友人に誘われて初めてお見合いパーティーに行きました」
参加者はサラリーマンやOLなど、なぜ結婚できないのか首をかしげたくなるほど“普通”の
人たちばかり。自己紹介をして、気に入れば連絡先を交換。特別なことをしている感覚はなかった。
「でも、そこで知り合った人とは長続きしませんでした。食事に行ったりデートをしたり。最初のうちは
仕事や家族の話で会話は弾む。でもその先がない。この人と結婚したいという気になれないんです」
ゆかりさんは「相手は悪くない。私の問題。私は婚活に向いていないのかも」と控えめに笑った。
月1、2回はパーティーに顔を出していた都内の会社員、川村絵理さん(36)=同=はここ2カ月、
婚活を“お休み”中だ。
「ちょっと疲れてしまって。しばらくは婚活をサボってもいいかなって」
自ら活動しないと結婚できないと、婚活を始めた。(>>2-10につづく)
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