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2009年12月17日 00:26 カテゴリー:九州 > 宮崎
KDDIの携帯電話基地局からの電磁波で健康被害を受けたとして、宮崎県
延岡市大貫町の住民30人が16日、同社に基地局の操業差し止めを求め、
宮崎地裁延岡支部に提訴した。訴状によると、基地局は2006年10月、
3階建てアパートの屋上に設置され、まもなく住民に耳鳴りや肩凝り、鼻血など
の症状が現れた。住民側が07年10月に半径300メートル以内の全143戸
にアンケートした結果(104戸回答)、42戸計63人が何らかの体調不良
を訴えたという。
原告弁護士によると、電磁波による将来の健康被害を予測して操業差し止め
を求める訴訟は九州でも数件あるが、「現在被害を受けている住民が訴えるの
は全国でも異例ではないか」という。
基地局から出る電磁波は、世界保健機関(WHO)や総務省の基準を下回っ
ているが、徳田靖之弁護団長は「基地局の操業と症状が出た時期が重なること
や、国際的に認知された電磁波症候群の症状と一致していることから、因果関係
を立証したい」としている。
=2009/12/17付 西日本新聞朝刊=