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飲酒の強要をめぐるトラブルは、各地で後を絶たない。学生がコンパなどで過度の飲酒を強要され、
死亡したケースも多く、こうした問題に取り組む支援団体は陰湿な
「アルコール・ハラスメント」の危険性を指摘する。
急性アルコール中毒は、飲酒によって血中のアルコール濃度が上昇すると発症する。
大脳全体がマヒして泥酔状態になり、最悪の場合、嘔吐物を気管に詰まらせるなどして
死に至ることもある。
大阪市消防局によると、昨年は6120人を急性アルコール中毒で搬送。NPO法人
「アルコール薬物問題全国市民協会」(ASK)の調査では、昨年3月から今年9月までに
コンパなどに参加した学生が死亡したケースも7件あったという。
神戸学院大の男子学生=当時(20)=が昨年3月、合宿で焼酎のイッキ飲みを
強要され死亡した問題では、遺族が今年、大学などに約1億円の損害賠償を求め
神戸地裁に提訴した。
また静岡県浜松市で昨年5月、対立する他店のホストに大量の焼酎を飲ませて死亡させた事件も
発生。飲ませた元ホストは傷害致死罪に問われ、今年11月の2審・東京高裁判決でも
有罪となったが、ASKによると、飲ませた側の刑事責任を問う事例は、これまで
ほとんどなかったという。
ASKの今成知美代表は「その場の雰囲気に流され、最後は自分の意思で飲んだと
認定されるケースがほとんど。浜松事件の判例で流れが変わりつつあるとはいえ、
飲ませた側の責任は重大との認識は、まだまだ浅い」と警鐘を鳴らしている。
*+*+ 産経ニュース 2009/12/17[07:48:54] +*+*
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