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◇危機感が刺激されたハイテクパーク
小沢幹事長が韓国に向かった後、2日間の日程で、一行は8グループに分かれて
北京郊外の軍事施設や経済開発区、ハイテクパーク、福祉院、日本の技術が生かされた汚水処理所などを見学した。
見学の初日、横粂議員のグループは北京市の西北にある海淀区ハイテクパークを訪れた。
日本の新世代議員の代表として彼に注目した中国国営テレビCCTV も、この日彼を密着取材していた。
1時間ほどの見学の中では、まずミニ・シアターでハイテクパークの宣伝ビデオを見て、
その後、別のフロアに移って解説員付きでジオラマ展示を見て回った。
横粂議員はいずれの展示区でも透かさずメモを取り、見学が終わった後も質問をしていた。
「本当はもっと質問がしたかった」と横粂議員。ハイテクパークを見学して危機意識が強まったと言う。
「中国は一定の財源を確保して、ハイテク分野に投資しているが、
日本の民主党政権は、財政予算でハイテク分野への予算を削ったことで批判を受けている。」
普通の外国の若者なら、初めての北京で故宮に行って北京ダックを食べることに興味を持つところなのだろうが、
さすがは日本の国民に選ばれた議員だ。