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・天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例会見問題で、前原誠司国土交通相は15日の記者会見で、
「元首相からの要請が首相官邸に届いたと聞いている。我々がルールを曲げたのではない」と述べ、
自民党側の働きかけが主な原因と強調した。何とも妙な理屈だが…。
外交筋によると、中国側は政府だけでなく、中曽根康弘元首相ら中国とのパイプが太い自民党
政治家らにも接触。中曽根氏らは習近平副主席が天皇陛下と会見できるよう各方面に働きかけたが、
「30日ルール」を説明されて断念したという。
民主党関係者は「前原氏の発言は、これを踏まえたものだろう。鳩山由紀夫首相の『あなたがたに
言われたくない』発言ではないが、批判を強める自民党を巻き込むことで、事態を沈静化させる
思惑だろう」と語る。
これに対し、自民党の谷垣禎一総裁は記者団に「全然把握していない。責任転嫁というのが
正しいのではないか」と反論。鳩山首相は「今の立場からは申し上げないが、私には直接
(要請は)ありません」と述べるにとどめた。
鳩山首相も民主党の小沢一郎幹事長も「あまり杓子定規に考えるよりも、本当に大事な方であれば、
許す限りお会いいただく」(鳩山首相)というスタンス。平野博文官房長官も鳩山首相の意向を
受けて自ら宮内庁に働きかけたことを認めている。前原氏の理屈では、こうした指揮系統の上に、
元首相がきてしまうことになる。
民主党若手議員は「自民党の元首相の要請で政府の意思決定が簡単に左右されるなら、
政権交代が起きた意味がない。要請があったとしても、会見はあくまで政府独自の判断だ」と
指摘。永田町関係者は「自民党を攻撃したいだけで、きちんとした根拠もなく深く物事を考えないで
発言する体質は、永田メール事件から成長していない証。また同じことになるのでは」と話している。
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