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★鳩山“辞任”Xデー 求心力ダウンで最短「年内」も!?
・鳩山首相の辞任説が永田町で浮上している。普天間飛行場の移設問題や自身の故人・架空
献金疑惑に加え、天皇陛下の政治利用問題、来年度予算編成、連立与党への配慮など、次々と
襲いかかる難題に立ち往生してしまうとの見方がくすぶっているのだ。最短で「年内」説まで
ささやかれているが、鳩山政権発足から16日でちょうど3カ月。心が折れるXデーは来るのか-。
「考えることが多いので、肉体的というよりも精神的に忙しい」
首相は14日、共産の志位委員長から「お忙しいですか?」と気遣われると、こう弱音を吐いた。
「ため息が聞こえてきそうなやりとりだ」(民主党関係者)との声も漏れる。
それでも難題は待ってくれない。まず自らの故人・架空献金疑惑だ。
首相の母親から昨年までの5年間で9億円の資金提供が判明、「違法子ども手当」との批判を
浴びている。首相の元公設秘書は近く東京地検特捜部に在宅起訴される見通しで、提供資金が
贈与と認定される可能性も高まっている。
「政治とカネ」をめぐっては、首相は2002年の民主党代表時代、自民党の加藤元幹事長の
元事務所代表による脱税事件について、こう言い放っていた。
「金庫番だった人の不祥事は(政治家も)共同正犯だ。即、議員辞職すべきだ」「もし自分の秘書が
(加藤氏秘書と)同じ事を行っていたら、私はバッジを外します」
沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題も立ちはだかる。首相はオバマ米大統領に11月の
首脳会談で「トラスト・ミー」と大見えを切ってみせたものの、県外移設を主張する連立与党の
社民党などに配慮した結果、決めたのは結局、「決定先送り」。
これに対し、米側は辺野古沖に移設する現行計画を主張する姿勢を崩しておらず、「米政府の
不信感を増幅しただけだ。国益を損なうだけ」(自民党中堅)との批判も噴出している。(>>2-10につづく)
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