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読売新聞の12月16日付 編集手帳が面白い
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昔、ある遊女のもとに七兵衛、七郎右衛門という二人の男が通い詰めた。
女は「七さま命」と彫った腕の入れ墨を見せて両人をたぶらかしたと、
劇作家、高田保が著書「ブラリひょうたん」で手練手管を紹介している。
政府が「普天間」の結論を先送りし、移設先を選定し直すことを決めた。
鳩山首相の腕に“七さま”ならぬ「O(オー)さま命」と彫ってあるかどうかは知らない。
沖縄の人々には「オキナワの頭文字です」と匂(にお)わす。日米合意の現行計画を白紙に戻し、
県外移設も含めて再検討するのだから、と。米国には「オバマ大統領の頭文字です」と匂わす。
現行計画も選択肢には残り、関連予算も計上するのだから、と。
あっちに気を持たせ、こっちに気を持たせ、とりあえずの時間稼ぎと映るのも仕方ないだろう。
天皇陛下と中国要人の会見問題ひとつとっても、首相より存在感があり、実権もありそうな大幹事長に
振り回されている首相である。稼いだ時間で果たして大局を見据えた決断ができるものやら、大いに心もとない。
首相の一番大切な「Oさま」はオキナワでもオバマでもなく、その人かも知れない。