09/12/15 22:27:46 0 BE:342921825-PLT(12556)
北アフリカのリビアで絶対的な指導者として君臨するカダフィ大佐が15日、
日本の大学生たちと衛星回線を使った対話集会を行い、欧米批判の持論を展開する一方、
アメリカのオバマ大統領をほめちぎる一幕もありました。
リビアで40年にわたり絶対的な権力を振るうカダフィ大佐は、かつてはアラブ世界きっての
強硬派の指導者として欧米諸国と激しく対立しましたが、ここ数年は徐々に欧米との
関係改善を進めています。衛星回線を使った対話集会は、カダフィ大佐が各国の大学との間で
行っているもので、日本では、東京・千代田区の明治大学で初めて行われました。
学生ら600人が詰めかけた集会で、カダフィ大佐はまず、「アフリカは今も欧米の
資本主義に搾取されている。また中国は移民を進め、アフリカ人を追い出そうとしている」
などと「アフリカの盟主」を自任する立場から、欧米や中国のアフリカ政策を批判しました。
その一方で、アメリカのオバマ大統領の政策について、学生から質問されると
「イラク戦争も誤りだったと認め、撤退も決めた。これまでの白人の大統領と違い論理的で、
彼の話を聞くとよい気分になる」とほめちぎる一幕もありました。また、日本に対しては、
「アメリカからの独立を果たすには、核武装すべきだ」などという過激なアドバイスも
飛び出しました。参加した男子学生の1人は「世界の見方について、いろんな視点が
あるということを学べ、非常に勉強になりました」と話していました。
*+*+ NHKニュース 2009/12/15[22:27:45] +*+*
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