09/12/15 22:26:24 0
・米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設問題は、事実上「先送り」が決まった。
移設先の決定時期については、平野博文官房長官が2010年5月を期限とすることを提案したが、社民党の
福島瑞穂党首が難色を示したため、合意に至らなかったとされている。国民新党の亀井代表は閣議の会見で
「我々3党は期限を切って合意をしたわけではないが、いつまでもずるずるという気持ちはない。いい案が
決まればうんと早くなると思うし、そうでなければ夏ごろまでかかるかもしれない」と発言。
2010年夏の参議院選挙以降まで移設先の決定がずれ込む可能性を示唆した。
一方、岡田克也外相は同日の会見で、3党合意の意味について「端的にいえば、もうちょっと待ってくださいということです」
と説明。決着時期については「年内に方針を決める可能性をあきらめたわけではない」と話したが、その表情は固く、
実現可能性が極めて乏しいことをうかがわせた。
連立与党を組む社民党や国民新党の党首の表情は明るい。国民新党の亀井代表は12月15日の会見で、
「自公政権で13年間決着できないことを、社民党という『やっかいな党』を抱えて3党連立で出来上がっている
政権が、パパっと前政権が決めた通りにやれると思っていないよ、アメリカは。アメリカの政府も、ちゃんと
そこらを冷静にみていますよ。社民党を入れた3党が真摯にこの問題を協議しようというのだから、それに
アメリカが異存あるはずがないよね」と語り、日米関係への影響について楽観的な見方を披露した。
岡田外相の会見に出席していた米誌ニューズウィークの記者に「アメリカ人は普天間の問題について
どう思っているのか」とたずねてみたところ、「無関心ですね。アメリカ人にとっては、アフガニスタン問題の
ほうがよほど大事ですから」という答えが返ってきた。(抜粋)
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