09/12/15 21:29:26 0 BE:1646021568-PLT(12556)
社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)など権利者6団体が加盟する不正商品対策協議会(ACA)は
15日、P2Pを悪用した著作権侵害対策プロジェクトについての記者説明会を行なった。
ACAは、11月30日に全国10都道府県の警察が行なった、ファイル共有ソフト
「Share」(シェア)での無断アップロードに対する一斉取締りに協力。8月下旬に
警察庁からACAに打診があり、かねてから効果的な取締りを望んでいた各団体が
協力する形で摘発を行なったという。
北海道警、秋田県警、警視庁、埼玉県警、三重県警、京都府警、兵庫県警、徳島県警、
岡山県警、佐賀県警による取締りで、映画やアニメなどを送信可能としていた疑いで、
合計11人が逮捕。このうち秋田と徳島の件は、ACAに加盟する
社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が端緒をつかんでいたことから、
警察と連携して逮捕に結びついたという。
事務局長を務める後藤健郎氏は、この成果について調査会社のデータをもとに説明。
「取締りの後で、Shareのノード数が約1割(約2万ノード)減少したことを確認した。
現在もこの状況が続いている。取締りのインパクトがいかに大きかったかということを
認識している」と述べた。
一方で、ACAの3団体が実施しているアンケートでは、P2Pを使ったファイル共有ソフトの
利用者が、2007年以降、インターネットユーザーの10%で推移。2009年はやや減少したものの、
9.1%となっており、「まだ高いパーセンテージを維持している」と問題視している。
*+*+ AV Watch 2009/12/15[21:29:26] +*+*
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