09/12/15 20:34:21 6kgLT8pB0
山岡「へ、あきれたね。言ってることのまあ陳腐で、おマヌケなことと言ったら大笑いだ!!
おマヌケなのも当たり前だね、PC互換機でウィンドウズ走らせて喜んでるんだからな。」
藤村「な、何だと!?貴様、マック信者だな?」
山岡「マッキントッシュというコンピューターが、優れているから評価してんだ。
『ウィンドウズ95』なんて大騒ぎしたけど、5年前のマッキントッシュにも追いついてないよ!
おまけに、ほら、その画面のダサくてみっともないこと、まともな美的感覚があったら使えたもんじゃない!」
藤村「だが、今はウィンドウズは圧倒的な多数派だ。マッキントッシュは少数派じゃないか!」
山岡「だからさ、マッキントッシュという優れたシステムがあることを知らないばかりに
大勢の人間がコンピューターで苦労しているのが二十世紀の悲劇の一つなんだけど、
藤村さんもその一人ってことさ。」
カーッとなって立ち上がる藤村。
藤村「バカヤローッ!おまえなんかにえらそうなこと言われる覚えはないぞ!とくにコンピューターのことでな!」
山岡「もっと言ってやらあ!ウィンドウズなんてMS-DOSがマックをマネるために厚化粧しただけの代物だ!
MS-DOSほど使いにくいものはないよ!あんなものを使う奴はマゾヒストだね、
だからあれはMS-DOSじゃなくて、『SM』-DOSってんだ!」
藤村「おまえたちには協力しない!出て行けー!」
後日、複合媒体部を訪れる、山岡と栗田の二人。
山岡「わ!パワーマックの9500じゃないか!それも200MHzのやつ!」
藤村のデスクにはWin機ではなく、なぜかMacが鎮座していたのだ。
その理由を語る藤村。
藤村「このあいだここにあったウィンドウズ機は、前の担当者が置いていったやつだよ。
俺は昔から、マック一辺倒さ。」
山岡「そうとも知らず…だから藤村さん、余計に怒ったんですね。」
藤村「そうさ、俺をつかまえてコンピューターのことは何もわかっていないバカみたいに言いやがったな。」
山岡「もう大丈夫ですよ。隅田川の水を飲んだから、バカは治ったでしょう。」
藤村「きさま~っ」