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調理中に圧力鍋のふたが飛ぶなどして死傷する事故が後を絶たないことから、
経済産業省は、圧力鍋・釜に新たな安全規制を設けることにした。
圧力鍋などは調理時間を大幅に短縮できることから人気が高く、2008年度は
348万個が売れた。一方で、鍋の中の圧力が高まることから事故が多発し、
00年10月には今の消費生活用製品安全法上の特定製品に指定され、構造や
性能に関する技術基準が定められ、基準外商品の販売が禁じられた。
しかし、事故はなくならず、経産省所管の製品評価技術基盤機構によると、00年
以降、死者1人、重傷11人、軽傷22人が出た。
経産省の新たな規制では、中身が飛び散る恐れがある内圧5.0キロパスカルを
基準にして、基準より下がらないとふたが開けられず、本体とふたの閉め方が不完全な
ときは、基準以上に高まらないことも求める。改正した技術基準を10年9月に施行する
方針だ。新たな基準外の商品は販売できなくなるが、最近の国内メーカーの商品は
ほとんどがこの基準をクリアしているという。
asahi.com 2009年12月15日15時0分
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