09/12/18 13:35:24 7fG9Q2Az0
問題がすり代わってる。
問題は羽毛田氏の意見の内容ではなく、手順が誤っていること。国民が、彼の意見に同調するのは確かに分かる。
しかし、最大の問題は、“官僚→マスコミへの政治的影響力を持つ意見や情報のリーク→世論操作” という構造そのものなのだ。
官僚は政治的意思決定の前段階で、現場責任者として、政治家に意見具申するのが任務で(1ヶ月ルールもこの段階で言うべき)、それ以上の権限はない(国家公務員法の政治的中立)
今回、小沢氏は言い方が悪過ぎるという問題があるが、法治国家であり民主主義国家である日本の構造的には、原則的に正しいことを言っている。
日本が実質的に民主主義国家ではないという議論が昔からある。官僚とマスコミの一部腐敗勢力が結託して政治的意思決定に介入し、世論操作をし、権力源泉とするという現象の一例として今回の事例を考えると良い。
そもそも引退間近の高級官僚が天下り廃止を掲げる民主政権をいかなる理由で批判しても説得力はないが。
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