09/12/16 10:57:20 0LUA1i/s0
>>1
次の二つのことは,絶対に軽視してはならない。
第一は,忍耐と寛容をもってすれば,人間の敵意といえども溶解できるなどと,思ってはならない。
第二は,報酬や援助を与えれば,敵対関係すらも好転させうると,思ってはいけない。
-『政略論』-
謙譲の美徳をもってすれば相手の尊大さに勝てると信ずる者は,誤りを犯すはめにおちいる。
-『政略論』-
権力をもつ人びとの間でも,最近に与えた恩恵によって,以前の怨念が消えるなどと思う人がいたならば,その人は,とり返しのつかない誤りを犯すことになる。
-『君主論』-