09/12/13 22:48:10 kFZxwAqRO
>>81
★《税金の支払い不足》
日本人は、払った以上に公的サービスを使っている、大幅な見返りの受け過ぎ=《税金の支払い不足》
「税負担に見合うだけの公的サービスを受けているとは思わない」人が多いとは思うが、現実と認識のズレは大きい。
■セーフティーネットのことを言う人がいるが…
▼税収について
日本は法人税だが、EUは付加価値税を基にした財政運営(EU加盟の条件として付加価値税は最低15%、上乗せは自由)。
2010年度予算編成で解ったように「法人税頼みの税収」は不安定だから、赤字企業が多い今のうちに法人税を引下げて日本への魅力を上げ、
消費税を15%以上にして「消費税を基にした財政」にするべき。
▼雇用保険料について
雇用保険料は、日本は賃金の1%台、一方『EUは5~9%台と高めに設定』。
保険料というものは、《連帯の精神に基づく拠出制度》として、本来は「趨勢的な支出の増大(雇用保険料で言えば失業率の上昇)に合わせて引き上げられるべき」もの。
引き上げなかった場合、そのツケはいずれ必ず訪れる。まさに雇用保険料がそうである。
■「国の歳入…52.7兆円(純計ベース・2007年度)」だが、「地方交付税等…16.9兆円(地方交付税は、使途自由で一般財源に充当できる)」が地方に移転され、「実際は35.8兆円」しかない。
「国庫支出金…10.3兆円」を含むと、「実際の歳出は71.7兆円」。
つまり、『2009年度の歳入は約40兆円のため、2010年度予算に使えるのは23.1兆円で、歳出71.6兆円を賄っている』と考えられる。
これには、公債費利払い分20兆円は含まれていない。