09/12/13 11:20:20 PVk8UJw00
>>940
それ以上に、優秀な雄の個体の生殖サイクルが短くなるデメリットの方が
大きいんだよ。
伴侶が妊娠してる間、優秀な雄は遊休設備になっちまうの。雄は妊娠期間が無いために
一匹の優秀な雄は
複数の製造ライン(こういう言い方をすると怒る女性もいるかと思うが、そういう情緒的な
問題はこの際だから横に置いといてください)を同時に走らせることができるのに、それが
できない。
それに、ダメな因子を多く持つダメ女でも、同じダメ男と交わるよりは、優秀な雄と交わることのほうが
残す因子的には多少はデメリットが中和されていくわけ。
これまたサラブレッドや犬の品種改良と同じ理屈なの。ダメな雌にも基本的には早いウマや望ましい形質を
持ってる雄犬のタネをつけていったほうが、確率論的にはベターになる可能性が高いのよ。
さらに一匹の雌が生涯に産める子孫の数は限られてる上に、なお悪いことに、現代では
多く作っても3人か4人だからな。有力な遺伝子が拡散するスピードも遅くなる。
結局のところ、遺伝工学を駆使しない限り、長期的に見ると現代文明の制限のもとでくらしてると
人類は種族としての弱体化は避けられないんだよ。科学的な結論はモラル的な結論とは別だからね。