09/12/13 11:06:30 PVk8UJw00
>>915
EOウィルソン、あるいは
「生物と無生物のあいだ」で有名な福岡教授も言ってるが、現代人は
進化のスピードが「緩やか」になるどころか、下手すりゃマクロに見ると
種族全体の能力的には低下(もちろん退化も進化の一種ではあるのだが)の一途をたどるそうな。
なぜかっつーと簡単で、人類は自然環境で淘汰すべき個体も現代医療で治療して
生かしちゃうから弱体な個体の遺伝子が遺伝プールから排除されにくくなってる上に、
一夫一妻で、優秀なオスが残せる子孫の数が非常に限定されるようになってしまってるから。
ヘタに科学技術と文明があるゆえに、弱い個体も生きれるし、しかも優秀な個体が多く繁殖する
チャンスを自分らで制限してる仕組みになっちまってる。
残酷な話になるが、科学的に考える限りは現在の状況のままほっとくと、人類は種族全体としては長期的に
世代を重ねていくと能力的に退化していくしかない。
とはいえ、救いもある。「自然淘汰」による種族強化が図れない代わりに
人類には強力なツールとして今後おそらく「工学的」な遺伝改良を行うという手段がある。
もし、モラル的にそれが許されるなら、弱体化はどこかで「自分たちを自分たちの手で強化する」という
方向でどうにかできる。と現在の生物学者たちは結論づけてる。
自然環境による淘汰圧を受けなくなったことで、自分らの弱さを捨てることができなくなった人類が
いつの日か、代わりに自分たちの手で自然の代わりに自分らをいじくって淘汰圧の代償を得る日が来るかもしんないとさ。
まさに進化も新しい段階に入るわけだ。
知恵による進化。知恵による淘汰圧。という数十億年の生物の歴史で見てもまた新たな段階に入る。