09/12/12 11:42:15 PETZjR+v0
西村博之 インタビュー2(元2ちゃんねるの神)
続き
「日本の研究は日本の製品でやらねばならん!」
みたいな感情論もあると思うんですけど、
研究者のほぼ全員がパソコンを使っているのに、
そのパソコンの中身は中国製や台湾製だったりするのだから、
日本製の製品だけで研究結果を出すというのはまず無理なのですね。
富士通が自社でCPUを作ったりして、日本製スパコンのために
頑張っているみたいですけど、
アメリカにある世界1位のスパコンは、秋葉原でも売られている
10万円ぐらいのCPUを大量に使って作られているのですね。
つまり性能を上げたければ、もうちょっといいCPUを載かえるだけでよくて、
わざわざ税金を費やしてCPUを作らなくてもいいわけですよ。
ってことで、スパコンで勝負しても勝ち目がないのはわかっているので、
お金をかけるのであれば、SETI(※4)のような
分散コンピューティングシステムを研究するとか、
Googleみたいなクラスタリングの技術(※5)とか、
他の方面で勝負したほうがいいと思うんですけどねぇ。
▼ソース
「週刊SPA!」09年12月8日号
西村博之氏連載コラム「ネット炎上観察記」より書き起こし(脚注含む)