09/12/12 12:00:59 xtbblnBI0
>>708
それじゃあ逆に聞くが、代表的なバーキアンであるトクヴィルが、
民主主義をしぶしぶ承認しながら、その安全弁として表現の自由を観念しようとしたことをどう説明するんだ?
>>712
民主主義社会に受容される中で、バーク思想が変容していった事実をもう少し重く受け止めるべきだ。
皇室もバーク的に言えば歴史性ゆえに承認されなければならないだろうが、
しかし、民主主義社会の暴走を防ぐという当初のバークの問題意識に立ち戻れば、
表現の自由のような民主主義の安全弁こそが重視されなければならないだろうし、
だからこそトクヴィルは民主主義を承認しながら、表現の自由を強調するという戦略をとったわけだろう?