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2016年夏季五輪招致のため、東京の招致委員会が最終プレゼンテーション時に流した約10分間の
映像の制作費用は、見積価格で５億円だったことが９日、分かった。都議会定例会で民主議員が指摘した。
都によると、10月２日にデンマーク・コペンハーゲンで行われた45分間の最終プレゼンだけの
費用として７億５千万円を見積もった。内訳にはプレゼン原稿作成のコンサルタント料や
リハーサル費などが含まれ、映像制作費が５億円を占めた。
映像の制作などは電通に委託。12年五輪招致レースでパリやロンドンの招致に携わった
英国人コンサルタントの助言や類似事業の実績などを基に見積もったという。またコンサルタントの
日給は30万～61万円だった。
石原慎太郎知事は「必要な情報を収集するとともに、最少の経費で最大の効果が得られるよう
工夫をこらしたつもり」と答弁した。都は招致活動全体の経費を今年度内に公表する予定。
URLﾘﾝｸ(sports.nikkei.co.jp)
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