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◇「普天間」すきま風のさなか
【北京・浦松丈二、近藤大介】民主党の小沢一郎幹事長は10日、党所属国会議員143人を含む
約600人とともに中国を訪問し、同日夕(日本時間同)、胡錦濤国家主席と北京の人民大会堂で
約30分間、会談した。小沢氏と胡主席の会談は、民主党が野党時代の08年5月以来で、
政権交代後初めて。鳩山政権の与党第1党として「中国重視」を鮮明にした形だが、
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡ってギクシャクする日米関係への影響を
懸念する声も政府内から出ている。
会談で胡主席は政権交代後の日中関係について「穏やかに過渡期を経ることができた」と評価。
小沢氏についても「長期にわたり、中国共産党との『懸け橋』として、重要な貢献をされている」との
見方を示した。
小沢氏と胡主席は、両党の交流事業をさらに拡充させることで一致した。小沢氏は「政府レベルの
議論も大事だが、党レベルで政治・経済などに忌憚(きたん)のない話し合いができればいい」と提案した。
胡主席も「相互対話を通じて、共通の発展をもたらすプラットホームにしていきたい」と応じた。
小沢氏は併せて、自ら10年夏の参院選を話題にし、「最終決戦に備え、兵を募り、野戦軍の
最高総司令官として勝利を目指している」と述べ、参院での単独過半数確保に意欲を表明。
今回、先の衆院選で初当選した約80人が同行していることにもふれ、「国に帰り、胡主席との出会いを
話すことが、日中友好発展にいい結果を生む」と強調した。
会談には、民主党の輿石東参院議員会長や山岡賢次国対委員長らが同席した。日中間で懸案と
なっている東シナ海ガス田開発問題や中国製ギョーザ中毒事件などの話題は出なかったという。
小沢氏は胡主席との会談後、中国共産主義青年団の陸昊第1書記とも会談した。
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