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職場の切手を私的利用したとして、静岡県警が熱海署の職員を訓戒処分としていたことが１０日、
分かった。処分は９月に行われたが、県警は公表していなかった。職員は既に依願退職した。
県警によると、刑事課所属の４０代の男性職員が昨年８月からの１年間で、職場で使う切手
約１００枚（約９０００円相当）を私用の郵便物に使うなどした。職員は「返すつもりだった」と話し、
全額を弁済したという。
１０日に「県警が不祥事を隠している」との匿名の手紙が報道機関にあり発覚した。
県警監察課は公表しなかったことを「事案は軽微で刑事事件に当たらないため」としている。
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