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田川市の中学校で一部生徒による喫煙が問題になり生徒会が喫煙防止に向けて様々な取り組みを始めたことが、
10日の市議会一般質問で明らかになった。
学校によると、昨年4月から当時の3年生男子生徒10人が校内でたばこを吸い、吸い殻をポイ捨てするようになった。
学校側は喫煙している生徒を注意し、掃除をさせて反省を促すなどの指導を続けていた。
しかし、今年度になっても、3年生の男子生徒8人がたばこを吸う姿が、休憩時間や放課後に相次いで見かけられた。
さらに、11月中旬には、2日続けて校庭の一角で紙が燃えるぼや騒ぎがあり、周辺には吸い殻が残っていたという。
こうした状況を改善しようと、生徒会のメンバーらがアイデアを持ち寄り、11月から喫煙防止に向けた取り組みを開始。
たばこを吸いづらい雰囲気を作り出そうと、校内に「たばこはやめよう」
「未成年の喫煙は禁じられている」などと書いた複数のポスターを掲示した。
今月8日には校内放送で参加者を募り、放課後に吸い殻を拾い集めた。
男性校長(58)は「これまでも手を尽くしてきたが、生徒の喫煙をあまり問題視しない保護者もいて、
なかなか効果が上がらなかった。生徒たちの自発的な取り組みが、学校が変わるきっかけになれば」と話している。
(2009年12月11日 読売新聞)
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