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元ビートルズのジョン・レノンの遺品を展示する「ジョン・レノン・ミュージアム」
(さいたま市)が閉館の危機にあることが分かった。運営会社の親会社である
大手ゼネコン「大成建設」(東京都新宿区)が来年十月の閉館を検討し、埼玉県にも
非公式に閉館の可能性を伝えたという。入場者減や経済状況の悪化が理由とみられるが、
妻オノ・ヨーコさんが世界で唯一公認する博物館であり、ファンから存続を求める声が
高まりそうだ。
大成建設は文化貢献事業の一環として、埼玉県の施設「さいたまスーパーアリーナ」内に
同ミュージアムを整備。運営会社「ミュージアム・タイセイ」を設立し、ジョンの
生誕六十年の誕生日にあたる二〇〇〇年十月九日に開館した。
展示は、オノさんの協力を得て、その生涯を振り返る構成で、愛用のギターや、
直筆の作詞原稿など貴重な遺品を中心に約百三十点が展示されている。
関係者によると、週末の一日当たりの来場者数は、開館当初は千~千五百人に上ったが、
最近は五百人以下にとどまり、年間で一億数千万円の赤字が続いているという。
大成建設側はオノさん側と、展示品について来年十月まで十年間のライセンス契約を
結んでいたが、契約を更新しない方針。同社側は、ミュージアム運営事業の譲渡を他企業に
打診したが、まとまらなかったという。大成建設広報部は「検討しているかも含めて
答えられない」としている。
*+*+ 東京新聞 2009/12/11[08:53:30] +*+*
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