09/12/10 20:29:51 0
・鳩山由紀夫首相は自身の裡の虚言癖と道徳心の欠如に気付いているだろうか。鳩山政権の諸政策が
国益を毀損し、日本の力を殺ぎ続け、日本の衰退を決定づけつつあると、自覚しているだろうか。
おそらく、その自覚はつゆほどもないのであろう。だからこそ、テレビカメラの前に立つ首相の大きな双眸には、
いささかの含羞も憂いも宿っていないのである。
本来、当欄は、首相の政策について論ずる欄である。だが、今回、わが国宰相に政策以前の人間的資質に
ついて質さなければならないことを、一人の日本人として口惜しく思う。
政権発足から約3カ月、徐々に明らかになったことのひとつが、首相にまつわる金銭事情のいかがわしさである。
初めは、亡くなっている人の名前を騙った個人献金の偽装疑惑だった。当初、資金は首相自身のものとされた。
が、次から次に暴かれた事実によって、偽装献金の原資はおよそすべて母親の資金だったと判明した。
資金提供は少なくとも6年間続き、現時点で判明している累計額は9億円だという。
同額が首相の弟の邦夫氏にも渡っていたが、これらは2人の子供への貸し付けだと、説明されたという。
気の毒に。高齢の母上にこのようなことを言わせて。
邦夫氏は8日、「最大限の贈与税を払い、私の責任のつけ方としたい」「兄と違って虚偽記載はしていない」と
述べた。邦夫氏が指摘したように、首相は、母親の資金の一部を偽装献金に回していた。偽装するくらいで
あるから、無論、贈与税は払っていない。明らかな脱税である。
それだけでも、首相は、まともな大人としての道徳心を欠いている。政治家に要求される道徳心もない。
一方で、首相はこれまで情報開示を自らの政治姿勢としてきた。加えて、他の政治家の政治資金問題に
関して、「秘書の罪は国会議員の罪」「秘書のやったこととうそぶいて自らの責任を逃れようとしますが、
とんでもない」などの表現で厳しく批判してきた。ならば、少なくとも、自身の疑惑を秘書や高齢の母の
責任にせず、自ら説明すべきである。(>>2-10につづく
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